シンジケートローンとは、協調融資のことを言います。
シンジケートローンという言葉を聞いたことがある人はもしかすると個人では少ないかも知れません。
協調融資の意味も分からない人も多いのではないでしょうか。
そもそも協調融資というのは、複数の金融機関が協力をして、協調融資団という団体を作っています。
協調融資団という団体を作っているのですがこの団体はシンジケート団とも呼ばれています。
それぞれの金融機関が、同じ貸し付け条件を出して、同じ契約書によって融資を決める契約のことをシンジケートローンと呼んでいるのです。
そして金融機関調整、買い入れ会社の交渉など、間にはいって取りまとめて段取りをしてくれるような金融機関はアレンジャーという名前で呼ばれています。
契約調印をしてからは、契約の履行管理を行ったり、元利金の支払いに関する事務などをすべてエージェントという金融機関が管轄して行うことになります。
アレンジャーの金融機関がエージェントも兼ねてつくことが一般的です。
シンジケートローンは、タームローンと呼ばれる種類と、コミットメントラインと呼ばれる種類の二つに分けられています。
あまり個人でのローンにはかかわりがないシンジケートローンで、おもに企業などのローンなどに関わってくるローンですから、聞いたことがないという人も多いかも知れませんね。
シンジケートローン、覚えておくといいかも知れません。