所得税 控除

住宅ローン控除とは、住宅ローンを借り入れて住宅を購入した場合には、所得税が控除されるという仕組みの制度を言います。


2008年の12月31日までに住宅を購入した人を対象にするとしていったん制度を終了させていたのですが、今新たに、制度の内容を見直した形で、2009年以降も続ける可能性が国会で審議されているところです。


住宅ローン控除が受けられる人というのは、一定の条件をクリアしている住宅を購入した人で、新築や増改築も対象になると言われています。


住宅ローン控除を計算する方法としては、所得税から、毎年住宅ローン年末残高のある一定の割合が引かれることになっています。


計算方法は、住宅ローン年末残高掛ける控除率になり、その計算で出た額が、その年の控除額ということになります。


住宅ローン控除は申告しなければ受けることができません。


規定の日時までに住宅を購入して入居している住宅ローンを利用した人を対象にして、住宅ローン控除を受けようと思ったら、2月16日から3月15日まで実施されている確定申告へ行って申告しなければいけないことになっています。


1年目だけ確定申告が必要で、サラリーマンの場合には、2年目は、仕事先で年末調整をする際に、住宅ローン控除の用紙を出せば、控除が受けられますから、特に確定申告をしなければいけないことはありません。


住宅ローン控除の申請を行うことで、かなり大きな額が控除されるので、必ず申告するようにしましょう。

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